DATA 2024年夏季 溺れ事故の実態調査
海岸での遊泳や河川での川遊び、
気象海象情報の確認、 海岸や河川の状況をしっかり観察、
ライフジャケットの着用など、“そなえ”を徹底して 安全に海辺・水辺を楽しみましょう。
2024年夏季
全国の対象水域 溺水者数
2024年9月19日更新
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生存
56人
-
死亡
169人
-
意識不明
9人
-
行方不明
15人
7月1日~8月31日の全国の溺水者数は249人(うち死亡169人)で、
前報に対して19人増え、場所別では海岸での事故が多く、 前報に比べて7人増えました。前報と同様に小中学生を含む 29歳以下と70歳以上の高齢者の溺水事故が多く、 男性は女性の4.8倍です。海岸での遊泳や河川での川遊び、 釣り中の溺れの事故が多く、遊泳中は12歳以下、 川遊びは13~19歳、釣りでは70歳以上の事故が多く発生しています。
調査結果
2024年7月1日〜8月31日
2024年7月1日〜8月31日
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対象水域
-
沖合
21
人
行為
-
転落:1人
-
釣り:4人
-
SUP・カヌー:2人
-
ダイビング:2人
-
シュノーケリング:2人
-
漁業:3人
-
素潜り:4人
-
その他:2人
-
不明:1人
-
-
海岸
106
人
行為
-
遊泳:54人
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貝とり:2人
-
釣り:3人
-
サーフィン:7人
-
SUP・カヌー:4人
-
ボディーボード:2人
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ダイビング:5人
-
シュノーケリング:7人
-
水上バイク:3人
-
素潜り:4人
-
潮干狩り:1人
-
飛び込み:2人
-
救助:5人
-
不明:7人
-
-
港・
漁港18
人
行為
-
遊泳:1人
-
転落:1人
-
釣り:3人
-
素潜り:3人
-
飛び込み:1人
-
散歩:1人
-
その他:5人
-
不明:3人
-
-
河川
79
人
行為
-
遊泳:8人
-
川遊び:32人
-
転落:2人
-
釣り:15人
-
SUP・カヌー:1人
-
飛び込み:2人
-
救助:3人
-
その他:5人
-
不明:11人
-
-
湖沼
8
人
行為
-
遊泳:1人
-
釣り:1人
-
SUP・カヌー:1人
-
その他:1人
-
不明:4人
-
-
プール
5
人
行為
-
遊泳:1人
-
水泳授業:2人
-
プール遊び:1人
-
その他:1人
-
-
その他
12
人
行為
-
転落:1人
-
釣り:1人
-
飛び込み:2人
-
救助:1人
-
その他:4人
-
不明:3人
-
事故が発生した行為を集計しています。
-
-
性別
男性
195
人
女性
41
人
不明
13
人
-
年齢
〜12歳32
人
13〜19歳31
人
20〜29歳45
人
30〜39歳16
人
40〜49歳13
人
50〜59歳20
人
60〜69歳26
人
70歳〜59
人
不明7
人
-
都道府県別溺水者数(人)
注釈
2024年7、8月の夏季に起きた水辺の溺れ事故について報道記事から収集。対象水域は、海(沖合)、海岸、港・漁港、河川、湖沼、プール、その他(用水路等)。調査対象の報道記事は、全国紙(1社)、地方紙(45社)、ヨミダス、47newsのデジタル新聞、放送局オンラインニュース(NHK,日本テレビ,TBS,フジテレビ,テレビ朝日)。補填としてWebサイトのAPI検索を実施。自然災害による溺水事故、自殺は除く。第七回速報は7月1日から8月31日までに報道された記事をもとに集計。
ライフセーバーが
海水浴場での救助実績
活動している
2024年7月1日〜8月31日
2024年7月1日〜8月31日
風や離岸流は危険を視認し難いので、
風や離岸流の状況については ライフセーバーに聞いて、
“そなえ”を徹底して 安全に海辺を楽しみましょう。
2024年夏季
要救助者数
総利用者数約323万人に対して要救助者数は408人、
小学生以下の要救助者は前報の121人から131人に増加しました。 男性は女性の1.9倍、救助の要因は前報と同様に、 主に風(31%)、次いで離岸流(30%)です。 風や離岸流は危険を視認し難いので、十分注意しましょう。-
性別
男性
268
人
女性
140
人
不明
0
人
年齢
〜12歳131
人
13〜19歳53
人
20歳〜224
人
不明0
人
-
自然要因
-
離岸流
30
%
-
沿岸流
6
%
-
風
31
%
-
陥没・
急深6
%
-
波
3
%
-
その他
24
%
注釈
2024年7、8月の夏季にライフセーバーが活動する全国223ヶ所の海水浴場での救助実績。ライフセーバーが日々記録するe-logデータをもとに集計。第七回速報は7月1日から8月31日までの193ヶ所の海水浴場での実績。
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